今回準備したのはブレーキパッドのセットと、ブレーキグリス。そして鉛製で潰れかかっていたハブナットを新調です。
ブレーキパッド(フロント・左右セット):6,700円
ブレーキグリス:560円
ハブナット(10個):1,440円
まずは上げます。
接地状態で、ある程度ハブナットを緩めておきましょう。
今回は左右交換するのでフロントを両方あげます。ウマは持ってないのでジャッキで上げたままー(←とってもあぶない
ツールが曲がっているのは仕様です。…。仕様です orz
リアには輪止をかましておきましょう。
ジャッキアップしたらそれなりに安全を確認してタイヤを外しましょう。
外したタイヤは万が一ジャッキが外れても大丈夫(?)なように倒れたときに支えになり得る場所に置きます。
では早速キャリパーを外してみます。
場所にあわせてステアを左右に切っておくと作業しやすくなりますよー。
キャリパーは上下のボルトでカンヌキになって固定されているので上か下かの一本を抜けば外れます。
とりあえず下を外して上に跳ね上げるのが定石らしいのでそれに従います。
このボルトは強いトルクで締まっているわけではないので片手でグイッといけます。
パッドはボルトやなんかで固定されているわけではなく、ただハマっているだけなので簡単に外れます。
大抵は削れカスで固着してたりしますけどね。
ブレーキクリーンやパーツクリーナを噴いてやると(ある程度)キレイになります。
写真で、外しかけて斜めになっているのがパッドです。
新品のパッドが左、古いのが右ですね。
前回はいつ交換したのか把握していませんが、結構削れてますねー。
新しいパッドの方は中央に切り込みが入ってます。削りカスが詰らないようにでしょうか。
今から取り付ける新しいパッドの裏にブレーキグリスを塗ります。写真撮るの忘れましたが、
この上にシム(裏金?)が乗ります。
シムは古いパッドにくっ付いているのを強奪します。
古いブレーキグリスがホコリと削りカスで黒くなって硬くなってへばり付いているのでクリーナでキレイにしましょ。
パッド ←グリス ←シム ←グリス
と、サンドイッチ状態にしてキャリパーにハメ込みます。
キャリパーのピストンで強烈に押されるのでグリスは極薄く…。
沢山つけると周りからハミ出してきてカコワルイですよ
最初のうちはグリスも白いので目立ちます
最後にキャリパーを取り付けて完成です。
キャリパーを取り付ける前にピストンをプライヤーなどで押し込んでおく。
パッドが厚くなった分、押し戻さないとキャリパーが乗らないからです。
細い油路を通ってブレーキオイルが出て行くのでピストンの戻りはゆっくり。
グググッと力をかけてピストンが戻るのを待ちましょう。
この際、ブレーキオイルリザーバが満杯だと漏れ出したりするそうなので注意が必要。
十分ピストンが戻ればブレーキグリスを薄くぬってキャリパーを取り付けて完了。
写真はグリス塗りすぎの図