手順
キッチン用品コーナーから
アルミテープ厚いタイプ×4巻
スポンジすのこ抗菌タイプ×1枚
消耗品コーナーから
隙間テープ×一袋(2巻入り)
両面テープ強力タイプ
電化製品コーナーから
スリットチューブ(コルゲートチューブ)
全部で800円ほど。これで左右のフロントドアを処理できました。
ドアロックノブ・ドアノブカバー・ドアミラー部の内張りをねじったりネジ外したり引っ張ったりして外します。
続いてドアの内張りをはがします。下のほうに水抜きだかエア抜きだかの隙間があるので
そこからドライバーなどを突っ込んで下辺に4つか5つくらいある保持具を外していきます。
プラスチックのツメなので折らないように慎重に。下辺が全て外れたらあとはもう手で引っ張るだけで
バリバリツメが外れていってドア内張りが取り外せます。
内張りが外れると防水のため(?)のビニールが行く手を阻むので容赦なく撤去しましょう。
たぶん戻さなくても大丈夫なので(デッドニングでふさぐしねー)ひとおもいに引きちぎりましょう。
さて、ビニールが外れたら今回の最大のヤマ場、黒い悪魔(ブチルゴム)との戦いが始まります。
先人たちに倣い、使い終わったテレカなどでちょっとずつこそげ落としていきます…。
…。………。らちが明かない。このペースだと、黒い悪魔を全滅させる頃にはお空は真っ暗だ。
とゆーことで我らが救世主、パーツクリーナの登場ー。さぁ、溶かしてしまいましょう。…。……。
ダメだコイツ。
安物のパーツクリーナなのですぐに揮発してしまい、黒い悪魔の表面を少しだけ侵すのみ。使えねぇ…。
つーわけで結局最終兵器の有機溶剤をぶっ掛けました。
塗装面に良くない影響を与えるので良いこのみんなは真似しないでね。
ドアノブのリンクをコルゲートチューブで保護しておきます。
これをやらないと、アルミテープでリンクの動きが阻害され、
ドアが開かなくなるという悲劇に見舞われてしまうかもれません。
コルゲートチューブがアルミテープで固定されても中のリンクは動く…という感じでやるそうです(伝聞形)
スピーカー裏に制震材としてスポンジすのこを貼るので、
スピーカを外してアウターパネルをてきとうに清掃しておきましょー
スポンジすのこを適当な大きさに切り、位置を確認したら両面テープを装着します。
スピーカ取り付け穴からは入らなかったので横のサービスホールからデリバリーします。
貼り付けたスポンジすのこに隙間テープを貼りました。特に理由はありません。
俺の中では
無響室を意識してみた
つもり。
これで準備が整ったので後はひたすらアルミテープを貼っていきます。
写真は途中のものでまだふさいでいないサービスホールがあります。
アルミテープを貼ったらスプーンなどでしごきます。
するとペナペナだったアルミが伸びてまあ硬くなります。
その上からまた下のアルミテープと交差するように重ねて貼っていきます。これでそれなりの強度がでます。たぶん。
続いてリアのデッドニングに移ります。リアは内装を剥がすのが面倒です。
Bピラー、Cピラー(て言うのかな?)は、シートベルトの折り返し部分のボルトを外して引っ張れば剥がせます。
カーゴBOXは写真の緑丸の辺りにあるネジを外せばボコッと取れます。キズつけないように保管しましょ。
カーゴBOXを外した図。
汚いですねー。まぁ簡単には掃除できない部分なのである程度は仕方ないのだろうケド…汚ねぇなあ
緑矢印のネジと、あとリアシートの膝んトコにもう一本のネジがあるのでそれを外せば内装が剥がせます。
大物なので取り扱いに注意です…。地面に適当に置いてると足があたったりして簡単にキズが入りますのでー。
フロント側と同じことをして終了。
リアは塞ぐ穴が少ないです。さすがにシートベルトの駆動部分には手を出すのは恐ろしい。
こっちを弄ったばっかりに死んでしまったとかいう事態に陥ると泣くに泣けないんで触りません。
触らぬ神になんとやら。ん〜。内装剥がしがメンドウだなぁ…。
フロントとリアで大体1,500円くらいでしたかね…。
さて、デッドニングの効果ですが…変わったと言えば変わりましたが、劇的には変わりませんでしたねー。
多少変わったような気がします。音で言うと中音域がよく鳴ります。
印象としてはよく鳴るというか中音域の反響という残響というか…そういうのが治まった感じ?
ドラムのタムタムがちゃんとタムタム言う感じです(ヨケイワカンネーヨ
あと、デッドニングしたことによってドアの気密が向上したのか、ドアを閉めるときの音、感触が変わりました。
今まで『バチャン!』と閉まっていたドアが『バムッ』になりました。
あとドアを閉めるときに手ごたえ(エアバネ)を感じるようになりました。
安っぽさを感じさせるバチャンからバムッに変わっただけで私はもう満足ですw やる価値はあったと思ってます