手順
・ポリエステル樹脂 700円
・グラスファイバーマット 294円
・瞬間接着剤 105円
・ローラー刷毛 105円
・スポイト 60円
まずはこいつらを買ってきてFRPをペタペタする。
写真に写ってるクランプは結局使わなかった。
割れてしまった切断面を整えるため#100番くらいの耐水ペーパーでゴシゴシするそうです。
面倒なのでグラインダでズビシッとやっちゃいます。
内部にヒビが入ってることがあるらしいので広めに削って様子を見ます
ガムテープを使って出来る限り元の形に近づけて仮固定。
これは樹脂を流し込むときの蓋にもなるので隙間が無いようにピッチリ貼っていきます。
300円のファイバーマット、結構デカい。重ねて使うとはいえ、これだけあれば大物も作れそう。
ある程度形が決まったらひっくり返してマットを千切って配置しておきます。
ハサミで切らずに手で引きちぎると境界が目立たなくてイイとどこかで読んだ気がするのでそれに倣う。
2〜3枚積層するので多めに千切っておきます。最初の一枚は瞬間接着剤で仮固定しておくといいらしい。
手袋つけての接着剤の扱いは難しい。手にくっ付く。
ポリエステル樹脂と硬化剤を混ぜます。
混合比は決まっていて、気温にあわせて若干調整するらしい。
1Kgに対して春・秋5-8cc 夏4-5cc 冬7-10ccということらしい。
11月は冬だろうか秋だろうかと一瞬迷ったが沖縄補正を効かせて6cc/Kgにしてみた。
硬化剤と混ぜ合わせた時点から硬化が始まるので手早くペタペタします。
写真撮ってる暇なんか無い。(←と思ったが後から考えると全然よゆー)
マットん所に樹脂を垂らし、ローラー刷毛を押し付けて脱泡する。
気泡が入ると、とたんに強度が落ちるらしいので念入りに。
混合容器に使ったプラ製の紙コップ(プラコップって言うのか? どっかの警察ロボみたいだな)
はなんと溶かされます。二、三個用意していて良かった!(そういう問題じゃない
やはりちゃんとしたブツを用意すべきだったか…
一日後、硬化していたのでガムテープを剥がすと…中はまだベトベトでした。
混合比が薄かったのか?とりあえずもう一日放置すると硬化したので結果オーライ(てきとー
キレイに塗装して、つけようとしたら付かない…とかは泣けるので、
硬化後、車体に仮付けしてみてちゃんと形になっているか確認しておきましょう。
硬化したら樹脂の凸部を削り落とす。
めんどうなのでグラインダで大きめに削る。どうせパテ盛るからいいんです。
その後、パテ盛りに備えて凹部にもペーパーをかけて荒らしておく。
次の工程に進みます。
・穴埋めパテ 840円
・耐水ペーパー(#120,#240,#600,#1000) 各53円
・プラサフ 924円
・塗料 819円
・クリア 1,029円
噴く塗料の色は刻印されたカラーコードで調べて合致するモノを選びましょう
パテの説明書にしたがって作業を進める。
ちょうど別件で購入してあったPP板(ダイソー)の端切れの上で練ります。
このパテもそうですが、特殊なものでない限りパテや接着剤などはPPには付かないので一枚あると便利。
指定された混合比で硬化剤と主剤を混ぜ合わせておもむろに患部に塗りたくる。
どうせ後で削るので見た目なんかどうでもいいんですよ(単に上手く出来なかっただけ
パテが硬化したら#120〜#240番くらいの耐水ペーパーで水研ぎ。
周囲との段差を誤魔化すように周りから削っていって平滑化。
ある程度まで出来たら二回目のパテ盛りへGO
写真では、パテ盛りの必要がある凹部をマーキングしてみた。
これからは パテ盛り→水研ぎ を納得するまで繰り返します。
二回目のサイクルが終わって凹みが三つ残り、あとは納得できる感じ。
今回は赤でマーキングしてみた。(JPEG画像なので赤がくすんで赤に見えないが赤です)
納得できるまでパテと戯れたら、お次は#1000くらいのペーパーで全体を撫でて塗装の足付けとします。
つや消しになればそれでいいんじゃないかな(てきとー
完成間近! 塗装ステージです。
気兼ねなく塗料を噴くことができるゴキゲンな特設ブースを作りましょう。
それではさっそく塗装…といいたい所ですが、まずは練習してみましょう。
私、自慢ですが塗装にはちょっとも自信がありません。
過去何度となくタレたりはじいたりさせたことか…(遠い目
なのでまずは練習。インタークーラーのカバーを赤に塗り替えてみる。
プラサフ噴いて…赤…。 うん。まあこんな感じでいいのかな。
うすくうすーく塗り重ねてやれば宜しいのかな?まあいいや(てきとー
プラサフを噴く。
ここで気になる凹みなどを発見したらまたパテとしばし戯れましょう。
幸運にも、特に気になる事もなし。
プラサフが乾いたら早速本塗装。
メタリックカラーなので薄く噴いてはちょっと乾かし…みたいなことを繰り返して色を乗せていく。
タレる直前がキレイ。と言うが見極められないので下地の色が隠れて、しばらく噴いてツヤが出たかな?ってトコでやめておく。
しばらく乾かしたらクリアを噴いて塗膜を保護。メタリックカラーは塗料に金属の粒子を含んでいて、それで
メタリック感を表現しているらしく、クリアでの塗膜保護が必須らしいですよ?(自信持てよ
クリアが乾いたらさっそく取り付け。
適宜車体やフェンダーに穴を開けてタッピングビスで固定。
以前フィッティングは確認済みなのでネジ止めだけ。
ちょっとズレたが、フロントもコレと同じくらいフィッティングが悪いので別にいまさらかまわない。
- ポリエステル樹脂 700円
- ファイバーマット 294円
- 瞬間接着剤 105円
- ローラー刷毛 105円
- スポイト 60円
- 穴埋めパテ 840円
- 耐水ペーパー #120 53円
- 耐水ペーパー #240 53円
- 耐水ペーパー #600 53円
- 耐水ペーパー#1000 53円
- プラサフ 924円
- 塗料 819円
- クリア 1029円
計 ¥5,035円
当初予定していた予算5千円を若干超過したが、樹脂やらマットやらプラサフ、クリアなどはまだ相当量残っているのでなにか別の機会に使用すれば還元できるか…。
むしろ買うと1.5万なので上出来と言ってよいのではないか…と自画自賛。