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自作オイルキャッチタンク

パジェロミニはブローバイのオイル分が多めだそうなのでせっかくなので作ってみました(何がせっかくなんだ
オイルキャッチタンクがなんたるかはGoogleさんに聞いてみてください。(手抜き

手順


材料
まず用意した材料達。
 お茶缶(105円)
 ホースジョイント2個(84円×2)
 ホースワイヤバンド3個(75円×3)
 ホースバンド(120円)
 耐油ホース1m(400円/m)
エンジンヘッド側はクリアランスが少ないので少々高額な小型のホースバンドを使います。
写真には耐油ホース1mしか写っていませんが、足りなくなってあと1m買い足しました。
それから固定ステー用にステンのアングル材(?)も後日購入(ダイソー製^^;)

最終的な材料費は1,500円ほど。耐油ホースが一番高い…(800円)


塗装剥離、穴あけ、圧入
フタにホースジョイントをロウ付け(ハンダ付け)します。
まずはワイヤブラシか何かで塗装をはがし、ドリルでどすん!
ホースジョイントの外径は12mm+αなのですが手持ちの刃は10mmまでしかありません。 とりあえず10mmで掘って金切バサミで広げます(←後で後悔することに)
穴が開いたらホースジョイントを叩き込みます。


ロウ付け
接着部にフラックスを塗りたくったら、バーナーで母材が赤熱するまで加熱し、ハンダを流し込みます。
今回使った低融点ハンダは赤熱するほど熱しなくてもいいんですけどね…。
ハンダはあくまで母材の熱で溶かします。ハンダをバーナーで炙って溶かしても母材が冷えているとくっ付いてくれないので意味ないです。


ロウ付け あれれー?
バーナーを使う事以外はもう電気工作のハンダ付けのそれと変わらないのでちゃっちゃと…てアレ?  ありゃ…。
写真向かって左側はうまい事いったのですが、右側がいくら流し込んでも流れていく…。うあーこれってもしかして…。


水は低きに流れる。半田もまた低きに流れる。
熱い思いしてひっくり返してみると…。うへぇ。やっぱりタレてるぅ。
この後、ジョイントの圧入穴をカシメたりしてチャレンジしたがやっぱり流れてしまう…。 一応固定だけはできてるみたいなのでもうこれでイイや(←てきとー
後でシリコンコーキングでも詰めときゃなんとかなるだろ…(←後に後悔することに


ロウ付け仕上げ
ロウ付けが終わったら、フラックスを落とす意味で水洗い。。。
フラックスが残っていると腐食するそうなのでしっかりと。
見てよほら。片方はうまく出来てるでしょ?(シラネーヨ


塗装…。
防錆の意味もこめて塗装…。何も考えずに手元にあったシャーブラ吹いた。
塗膜が厚いことに気づくも、後のカーニバル

おかげでフタが閉めづらくなった。


内部にホースを
容器内部のIN側にホースをつけます。これでブローバイを底近くまで導いて通気経路を長くします…。


ステンメッシュ
んでステンメッシュも折りたたんで入れてみる。WEBを見るとスチールウールとか使ってる人もいたが、 切れ端がエンジンに吸われたときのことを考えると怖い怖い。
メッシュじゃなくて細かい鎖とかでも良かったかも。


こんな感じになるといいな…  という妄想
これにてタンクは完成。

こんなんで効果あるのかなぁ(ぉぃ


ステー
ダイソーから買ってきたステンのアングル材(?)を現物あわせで曲げ、芸術作品をこしらえる。
それにタイラップでタンクを固定。


この辺に…
これでいいんかな
とりあえず取り付けはこの辺にしてみた…。
EXマニ、タービンが近くにあるのであんまり良くないかも・・・。 でもほかの場所ってのも難しいのでとりあえずココにつけて様子を見ます。

タンクのふたについてる白いモノはシリコンコーキング材。 倉庫に転がっていた古い奴を適当に使ったのだが、どうやら変質していたらしく、一向に硬化しない… orz
ベタベタ状態。ちくしょう。


エンジン側
タンク側
タンクが付いたらあとはホースを取り回して完成。
近所を走って、不具合が起きないか確認。とりあえず今のところは大丈夫そう。


反省点、改善点 今回作った構造でちゃんと効果が出ることが確認できればさっそく上記の改善点を盛り込んだ二号機を作ってみたい。 タンク部分は300円くらいで作れちゃうし。


金属パテ
こんな感じ
2006.09.07追記

いてもたってもいられなくなり、作ってみた。今でも反省していない。
このパテ、結構強くて、ホントパテのみで全然OKっぽい。
今回は100円パテを1.5個使いましたが、1個で十分ですね。